平成19年5月1日
経理部長 甲田久士
(社)全日本鍼灸学会愛知地方会定例講習会は、平成19年度も4月1日第229回を皮切りに第234回まで6回行われます。当会名誉会長の黒野保三先生の企画で、本年度のテーマは昨年度に引き続き、「糖尿病」です。黒野保三先生の臨床鍼灸医学研究では、鍼灸の基礎・臨床、最先端の脳科学のお話、最新の医療情報、そして鍼灸医師としての人間形成のお話など幅広く解り易く説明をして頂けます。私達鍼灸医師は本より知識を得ることができますが、人間形成は簡単に学べるわけではありません。人間形成が勉強できる場はなかなかありませんが、愛知地方会の定例講習会に参加している会員諸先生方は、人間として鍼灸医師として必要な人間形成(情意学)を黒野保三先生よりお話を聞くことができます。
この第230回余を越える定例講習会数は、他の地方会よりとても歴史が長いことを意味しています。これも名誉会長の黒野保三先生の鍼灸に対する愛情・情熱の現れであります。私達役員一同も黒野保三先生の意志を汲んで更なる愛知地方会の発展に貢献したいと思っています。
毎回、定例講習会には約60人前後の熱心な会員の諸先生方が参加されています。同じ鍼灸を業とする仲間の先生方も愛知地方会に入っていない方が多くみえます。一人でも多くの仲間に声をかけていただき、定例講習会に参加し、お互いを切磋琢磨して行こうではありませんか。少しずつの積み重ねが自分を高めていくことにつながっていきます。「継続は力なり」で頑張っていきましょう